看護スキル以外に看護師に必要な素質とは？

看護師に求められるスキルといえば、看護スキルですがそれ以外にもいくつか必要な要素があります。
1つ目は、「向上心」です。技術の進歩が早い医療業界では、常に新しい知識を学び続ける姿勢が重要になります。変化にいち早く対応できる看護師こそがメキメキと実力を上げていくのです。何年たっても前向きな姿勢を崩さずに、向上心を持ち続けることは簡単ではありません。ただひたすらに患者のためを思って知識をブラッシュアップできる人を目指しましょう。

2つ目は、「メンタルの強さ」です。一言でメンタルの強さといってもさまざまな捉え方がありますが、看護師に必要な素質は「タフでどんな事にも動じないマインド」でしょう。重篤な患者が来ても、動じずに励ましながら接することができる精神力が求められます。
3つ目は、「コミュニケーション能力」になります。看護師は、医師や患者、患者の家族、チームメンバーなど同時に複数の立場の人と関わります。自分の意見をしっかりと伝えつつ、周りとの調和を持って患者の回復に邁進するスキルがなくては成り立たない仕事なのです。

4つ目は、「上手にオンオフを切り替える力」です。人の生死に関わる看護師の仕事というのは、常に緊張感が張りつめており多大なストレスがかかるものです。
休みの日には、仕事のことをさっぱり忘れて心をリフレッシュすることに集中できる力がなくては精神的に長続きしません。気持ちを上手に切り替えられる人は看護師に向いているといえるでしょう。